君と会えなくなってから
もうどれくらい経ったのだろう?
君を想い泣く事はなくなったけれど
時々見えるやさしい夢は
僕の悲しみを呼び覚ます
いつかこの悲しみもやさしさに変わるのだろうか
猫が死んでから数か月が経ちました。
あの子が死んでからしばらくはふとした時に泣いていましたが、今ではもうそんなこともなくなりました。
いつまでも過去に囚われていてはいけない。
そう思うのも確かです。
どんなに悲しいことでもそれが変えられない事実なら前に進まなくてはいけないと思うんです。
それが私の考えです。
でも、時々、泣く事がなくなったことや、あの子の事を思い出す事が少なくなったことに物凄い悲しみを感じる時があるんです。
あんなにいることが当たり前で、大切だった存在なのに自分はこんなに今までと変わらない生活を送っていていいのだろうか。
私にとってあの子はその程度の存在だったのだろうか…。
また、友達についても同じことを考えてしまいます。
4月になり、環境が大いに変わりました。
ずっと一緒にいた友達と離れ、新しい環境の中、今までと変わらず生活を送っています。
一緒にいる事が当たり前の存在だったのに、いなかったらいなかったで普通に生活を送れてる自分に少しだけ悲しくなる時があるんですよね。
私にとって友達ってなんだったんだろう…って。
まぁ、常に『今、あの子何してるんだろ!』とか考えてたらそれもどうかと思いますがね!
なぜこんな詩を書いたのかと言うと、久しぶりに死んだ猫の夢を見たんです。
ただ一緒にお昼寝してるだけの夢なんですけど、それでも夢の中では幸せだったんです。
しかし、夢から覚めた時に、もうあの子はいないんだなぁって思い知らされたんですよね。
絶対に現実にならない幸せな夢はつらいものです。
ですが、さらに時が経てばこのような夢も悲しみを感じなくなるのでしょうか?
そのことはいいことなのか悪いことなのか、自分はまだ答えを見つける事が出来そうにありません。
必ずしも答えを見つける必要はないとは思いますがね。
今回はいつもに増してうまく文章にすることができませんでしたが、少しでも何か伝えられれば幸いです。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
2009/5/8