た、田島くんは凄い人だ!!





「なぁ、〜。好きだ、ゲンミツに!」


田島くんはさんの事が好きで、毎朝気持ちを伝えている。
それがクラスの日常の風景ともいえるだろう。
田島くんの告白が日常なら、またさんの返事もいつも同じで、それは決まって…


「ありがとう。」


って答えるんだ。
いつもならそれで終わるはずだった。
でも、今日の田島くんはちょっと違った。


「なぁ、。俺毎日好きって言ってるのに、なんで俺のこと好きって言ってくれないの?俺の事嫌い?」


なんて言うもんだからいつもの展開と違って俺もびっくりしたし、周りの皆も興味津々な様子だ。


「あら、別に嫌いじゃないわよ?」

「なら好き?」

「好きでもないわね。」


好きじゃないって言われて田島くんは落ち込んだのか俯いてしまった。
でもすぐに何かを決心したみたいで、いつもの自信たっぷりの表情で、


「俺、絶対諦めないからな!」


そう言って自分の席に帰って行った。



でもね、田島くん。
俺、見たんだ。
田島くんや、クラスの皆からは見えなかったかも知れないけど。
さん、田島くんが諦めないって言って去ったとき笑ってたんだ。
だから、きっと嬉しかったんだ。
田島くんの言う意味の好きとか、俺にはまだ難しくてわからないけど…。
きっともうすぐ旨くいくはずだ。

だって、田島くんは僕のヒーローだもん!







あとがき?
突発的作品と言いますか…。
初のおお振り作品であります^^
田島夢と言えるのか…;;
三橋視点ですが、いつもの三橋の口調で書いたらすごく読みにくかったので普通に書いたら誰ですか的な事になってしまいました;;
こんな作品ですが、最後まで読んでくださりありがとうございますvv